はりねずみの図書室

はりねずみが読んだり読みたかったりする本を集めた図書室です。

今日思い出した本(2018.01.19)

「テレビは戦後に出現したメディア」というイメージが強く、「ラジオの時代」「映画の時代」と考えられがちな戦前・戦中の日本だが、実は、アマチュア・興行師・技術者・政治家などの多様なアクターがテレビジョンという技術に魅了され、社会的な承認を獲得しようと技術革新を目指していた事実を掘り起こす。「戦後・街頭テレビ・力道山」という放送史の神話によって忘却されたテレビジョンの近代を丹念に跡づける技術社会史。

現代メディア・イベント論: パブリック・ビューイングからゲーム実況まで

現代メディア・イベント論: パブリック・ビューイングからゲーム実況まで

 

日本とドイツの〈パブリック・ビューイング〉の受容経験、マスメディアとSNSが支える〈ロックフェス〉、ゲーセンを起源とする〈ゲーム実況〉という動画文化、日本製アニメのネット流通が生んだ中国の〈動漫祭〉、紙の冊子=〈ジン〉を交換しあう場づくりの哲学などを通じて、「メディア」と「イベント」の機制の変容を問う。